「環境省の大罪」 杉本裕明著 PHP研究所発行
(2012/05/10 出版)における
「低炭素杯」にかかる記述について

「環境省の大罪」 杉本裕明著 PHP研究所発行(2012/05/10 出版)において「低炭素杯」を「環境省が委託し、・・」などといった事実と相違する内容が記述されております。
一般社団法人地球温暖化防止全国ネットでは、次表に指摘箇所とそれに対する見解をとりまとめましたのでお知らせします。
なお、本件について著者から、当法人に対して直接の取材は、全くなかったこと念のため、申し添えます。

ペ-ジ みだし 箇所 一般社団法人地球温暖化防止全国ネット
(以下当法人)の見解
P257 「一村一品・知恵の環づくり」に広告を要求   本章で記述されている「一村一品・知恵の環づくり」は環境省と当時、「全国地球温暖化防止活動推進センタ-」の指定を受けていた財団法人日本環境協会に関するものなので、当法人が本来言及すべきものでないが、予算の流れ、都道府県の地球温暖化防止活動推進センタ-の数、構成、活動、補助金などについて事実誤認があることを指摘しておきます。
P258 ・・衣替えして再び始めたのだった 環境省は本事業を仕分けでの結論を踏まえ廃止した。環境省が主導して“再び始めた”かの記述は事実に相違している。
P258 「低炭素杯」で仕事した気分に リ-ド
「低炭素杯」で仕事した気分に
「低炭素杯」は環境省の事業ではない。当法人が民間資金を独自に確保して、自立、独立した事業として実施。そのため、環境省にとって自らの事業ではないので仕事した、しないは、全くあたらない。
P259 しかし、別の法人が生まれた。 任意団体であった「地球温暖化防止活動推進センタ-連絡会」が法人化されて「一般社団法人地球温暖化防止全国ネット」となった。
2010年10月に・・ 設立は、2010年8月である。
環境省が委託し、・・ 事業にかかる国費(国の予算)はゼロ。環境省から委託は一切受けていない。当法人が民間資金を独自に確保し、自立、独立した事業として開催実施したものである。環境省委託事業であるがのごとき当記述は、事実と相違している。
自民党政権時代の「一村一品」とさほど変わらない。 当法人が自立、独自に作成した事業であり、仕分けにかかる指摘などを反映させ、全体のプログラム構成など「一村一品・知恵の環づくり」とは大きく修正されている。「低炭素杯」参加者から高い評価を受けた。
課題は何かなど、必要な検証もせず・・
表紙を変えた典型例の一つであろう
P260   環境省は、イベントが好きだ。市民参加の名の下でイベントを軸にした広告・宣伝がはびこる。それを行い、市民団体を表彰し、また、市民団体に仕事を与えれば、「協働」の世界が実現できるというわけだ。そして環境省の官僚たちも仕事をした気分になる。市民団体の「御用化」が進行する。 「低炭素杯」は、環境省の事業ではなく、当法人が独自に財源を確保し、全国の市民団体と協働し、自らの知恵と工夫により、プログラムを企画構成して実施した事業である。
あたかも「低炭素杯」が環境省の事業であって、当法人が「御用化」した団体で、その下請けを担ったかの記述は事実と相違している。